その他(夜尿、成長障害、けが等)
その他(夜尿、成長障害、けが等)
子どもは活動量が多く、転倒や衝突などによるけがは日常的に起こります。擦り傷や打撲のような軽いものから、骨折や頭部外傷など注意が必要なものまでさまざまです。直後は症状が軽そうでも、時間が経ってから腫れや痛みが強くなることもあります。特に小さなお子さまは症状をうまく伝えられないため、保護者の観察が重要です。
頭を打った場合
転倒などで頭を打った場合、直後は元気でも後から症状が出ることがあります。24時間は慎重に経過をみてください。嘔吐、ぐったりする、ぼんやりしている、けいれん、強い眠気などがある場合は速やかに救急病院に受診してください。
傷・出血
浅い擦り傷であれば家庭で傷口の洗浄のみで経過をみて問題ありませんが、出血が止まらない、深い傷、汚れが強い傷、動物にかまれた傷などは医療機関での処置が必要です。傷の処置の仕方は、医療用ホチキス・縫合などによる処置、キズパワーパッドTMなどのハイドロコロイド剤による保護など様々ですが、傷の場所、深さなどを考慮して選択します。
これらは専門的な洗浄や縫合、抗生剤が必要です。自己判断せず、早めにご相談ください。
夜尿とは、睡眠中に無意識に尿が出てしまう状態を指します。一般的に5歳以降になっても続く場合を「夜尿症」と呼びますが、発達の個人差が大きく、必ずしも異常とは限りません。膀胱の発達が未熟であったり、夜間の尿量が多かったり、深い眠りで尿意に気づきにくいことなどが主な原因と考えられています。
心理的な要因や生活リズムの乱れが影響することもありますが、叱ったり無理に起こしたりすることは逆効果になる場合があります。多くは成長とともに自然に改善していきますが、小学校に入っても頻繁に続く場合や、急に始まった場合には治療が必要なこともあります。
近年は、生活指導や行動療法、必要に応じた薬物療法など、負担の少ない治療方法が確立されています。本人の自信を損なわないよう配慮しながら進めることが重要です。
小児でも頭痛は珍しくありません。風邪や疲労、睡眠不足、ストレス、脱水などさまざまな原因で起こります。片頭痛のように繰り返すタイプの頭痛もあり、吐き気や光をまぶしく感じる症状を伴うことがあります。
一方で、まれに重大な病気が隠れていることもあるため、頻度や強さ、他の症状の有無を確認することが重要です。
思春期前後の子どもに多く、急に立ち上がったときのふらつきや、目の前が暗くなる症状がみられることがあります。自律神経の未熟さや血圧の調整の問題が関係していることが多く、「起立性調節障害」と呼ばれる状態の場合もあります。
朝起きられない、午前中に体調が悪い、倦怠感が強いなどの症状を伴うこともあり、生活に影響が出る場合は治療が必要です。
食べる量が少ない、好き嫌いが多い、体重が増えないなどの悩みは非常に多くみられます。発達の個人差や一時的な食欲低下であることも多いですが、栄養不足や病気が関係している場合もあります。
無理に食べさせることは逆効果になることもあり、生活習慣や食事内容の見直しが重要です。
寝つきが悪い、夜中に何度も起きる、昼夜逆転、強いいびきなど、睡眠に関する悩みも多く相談されます。成長とともに改善することもありますが、生活リズムや環境の影響が大きいため、適切な対応が重要です。
特にいびきが強い場合は、扁桃肥大や睡眠時無呼吸が関係していることもあります。
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