小児外科(便秘・ヘルニア)
小児外科(便秘・ヘルニア)

問診、診察(腹部・肛門)、検査(直腸診・直腸肛門鏡検査・超音波検査(腹部エコー)など)を行い、便秘の診断をします。肛門の位置異常、肛門の狭窄、脊髄の移動などの先天性異常が隠れている方もいますので、まず基礎疾患の有無を確認します。
「お悩みから探す」ページの「便秘」をご覧下さい。
薬を使わなくてもほぼ毎日柔らかく表面が滑らかな排便があって、排便時に痛みのない快便状態が続くこと。
宿便の除去(ディスインパクション)
まず、溜まった硬い便を浣腸などで一度すべて出し切ります。浣腸や坐薬など1週間程度行います。ここで硬い便を出し切ることが大切です。
維持療法
いったん直腸内が空になった後は、便を溜め込まないようにお薬で「軟らかい便」を維持し、出す痛みをなくします。維持療法の確立には1-3ヶ月程度かかります。確立してから3-6ヶ月程度を行います。
排便トレーニング(3歳半ごろ〜)
維持療法を行った後に、排便トレーニングを行って徐々に薬を減らしていき、排便習慣を確立させてから、卒業となります。
初回
問診、診察、できる方は直腸肛門鏡検査、応急処置(浣腸・洗腸など)、浣腸指導、排便日誌の提供など
2回目以降
診察、内服調整、適宜直腸肛門鏡検査、超音波検査など
初回受診後は排便コントロールの状況を見ながら、定期外来の間隔(1週間〜1ヶ月)を相談します。一般的に安定した排便コントロール、内服薬の離脱まで2年程度はかかります。
小児の便秘症の治療で最も大切なのは、「排便のリズム」と「出し切る経験」を積み重ねていくことです。治療の目標は、毎日または1日おきに、便意を感じたら無理なく排便できる状態を作ることにあります。
「薬に頼りすぎて大丈夫か」「自分で踏ん張らなくなるのでは」と不安に感じるご家族も多いですが、しっかり出し切る経験を重ねることで、結果的に自力で排便できる力が育っていきます。便秘治療は、お子さん本人だけでなく、ご家族と医療スタッフが一緒に取り組む「チーム医療」です。他の子と比べず、その子のペースを大切にしながら、治療の軸をぶらさずに続けていくことが、改善への一番の近道です。
お悩みの方はまずはご受診下さい。
問診、診察(腹部)、検査(超音波検査など)を行い、ヘルニアの診断をします。手術が必要であれば、早期に専門機関に紹介します。
「お悩みから探す」ページの「ヘルニア(でべそ・脱腸)」をご覧下さい。
診察
視診、触診が中心です。
超音波(エコー)検査: 痛みのない超音波検査で、膨らみの中身が腸、脂肪なのか、水(陰嚢なら水腫)なのかを正確に診断します。当日に診断できることもありますが、複数回受診して診断がつくこともあります。
治療
でべそ・臍ヘルニア
圧迫療法を行うことが多いです。2歳まで待って改善がない場合は手術のできる施設に紹介します。
脱腸・鼠径ヘルニア
1歳まで注意深くフォローします。それ以降は自然には治らないので、手術のできる連携医療機関施設に紹介します。
「これってヘルニアかな?」と不安になったら、まずはスマホで膨らんでいる時の写真や動画を撮ってご持参下さい。診断の参考になります。
「お悩みから探す」ページの「怪我 」をご覧下さい。
急なトラブルでも受診いただけます。まずは当院で処置を行い、必要な場合は連携医療機関をご紹介します。緊急時の予約もWebからご予約できますが、予約枠がない場合や応急処置の対応なども相談したい方は、お電話をお願いいたします。
診察をして縫合や処置の必要性を判断します。
縫合が必要な場合は、1.表面麻酔・局所麻酔、2.洗浄と縫合を行います。
怪我をした場所、傷の深さや範囲、部位により縫合や医療用ホッチキス、外科用テープで処置を行います。同じく、抜糸のタイミング(5日〜14日)、抗菌薬投与、破傷風トキソイド接種に関しても診察時に判断します。受診から縫合、処置後の確認を含めると2-3時間程度の時間がかかることもあります。動かずに処置ができないと判断した場合は、処置用ベッドで固定して体を抑制する場合があります。
傷の部位(顔、目の周囲、陰部などで縫合が必要な外傷)や広範囲なやけど、深いやけどでは、処置可能な連携病院に紹介を行います。
傷の状況(赤み、滲出液)などをみて、再診のタイミングを相談します。処置翌日と抜糸日、1ヶ月後の傷確認の再診が理想です。
ちょっとした切り傷・擦り傷なども含めて、心配な点があればまずは受診をしてください。
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